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菅義偉氏が圧勝第99代内閣総理大臣!国民が納得する理由とは

菅義偉
菅義偉

今回の総裁選の得票数等

9月14日AFP通信によると、自民党の総裁選挙は14日、新総裁に菅義偉官房長官(71歳)を選びました。

安倍晋三首相の後任として、次期首相に就任することになる。

菅氏は計534票のうち377票を獲得し、石破茂氏と岸田文雄氏を破った。

大きな力を持つ政府の相談役であり、スポークスマンでもある菅氏は、安定と安倍氏の政策の継続を約束する存在と目されている。

菅氏は、新総裁に立候補した動機について、安倍氏の現行の政策を継続したいからだと明言した。

秋田県のイチゴ農家に生まれ、同県で育った菅氏。

地方の過疎問題は同氏最大の関心事の一つとされる。

ただ菅氏自身のイデオロギーについてはほとんど知られていない。

自民党内では、タカ派にも改革派にも属さないと考えられている。

新首相就任後は新型コロナウイルス流行の抑え込みや、世界第3位である日本経済の立て直しなど、数多くの難題に直面することになります。

と報道しています。

ガースーこと菅義偉氏が第26代自由民主党総裁に、そして16日に招集される臨時国会で、第99代内閣総理大臣に指名される見込みです。

今回の自民党総裁選は国会議員票394票と、47都道府県に各3票割り当てられた141票の地方票の合計で決まりました。

その得票数を確認しましょう。

菅氏377票議員票288票地方票89票
岸田氏89票議員票79票地方票10票
石破氏68票議員票26票地方票42票

石破氏の過去の問題

石破氏

まずはメディアで散々持ち上げられた石破氏が、どうしてこんなに国会議員票が少ないのでしょうか。

思い起こせば1993年、自民党が初めて下野した時に、石破氏は自由民主党から離党したことがあります。

その後新進党の結党に参加しましたが、1995年に新進党の党首に小沢一郎氏が選出されると、1996年に新進党を離党しています。

そして1997年に自由民主党に復党しています。

自由民主党の議員に信頼されていないのは、このように一番自由民主党が苦しい時期に自由民主党を去り、また戻ってきた過去の経緯があるのでしょう。

さらに2008年石破氏が防衛大臣であったときに起こったイージス艦「あたご」と漁船が衝突した事件。

事故後、石破防衛大臣は、すぐに遺族宅を訪れて直接謝罪をしました。

海難審判では護衛艦あたご側に回避義務が、刑事審判ではあたご側に無罪判決がされています。

当時メディアはあたご側に全ての過失があるような報道を繰り返していました。

それにおもねった石破氏はあたごの乗組員32人を処分し、部下を守らず責任逃れ、自己保身に走っています。

隠蔽工作や口裏合わせ、防衛省ではメモを破棄させ、国会でも虚偽答弁をし、マスコミからも野党からも、辞任要求が相次ぎました。

このような過去があるから、一緒に働く同僚としても、人の上に立つ人間としても、裏切者の石破氏だけは絶対にダメという人が、かなりの数の人がいるようです。

メディアは石破氏支持の世論を形成しようと試みました。

なぜなら石破氏は、常に安倍首相の背後から弾を撃つ、都合のいい存在だったからです。

しかしメディアが世論を形成できていたのは過去の事。

現在は、その力はありません。

時事通信が公開した岸田政調会長のインタビュー記事

コロナ禍の中、次期首相に求められる資質は、ウイズコロナの危機的な状況を前にして、やはり国民の協力、一体感を引き出すことができるリーダーが求められているのではないか。

私もそういうリーダーになりたい。

(自粛要請中心の)日本モデルの対策を支えたのは、間違いなく国民の理解や協力だったと確信している。(中略)

消費税減税を求める声がある。

消費税を下げるべきではない。10%に引き上げるだけで、どれだけの年月と努力がもとめられたか。

なおかつ消費税は社会保障の重要な財源となっている。

いかがなものだろうか。

今は世界中の国が大規模な財政主出動をしている。

日本も思い切って財政出動を行うことは大事だ。

恐らくここ数年は、引き続きやるべきことをやる段階だと思うが、その先には財政・経済の問題を一体化しながら、しっかりと未来をかんがえていかなければいけないのではないか。

と述べています。

世界では財政出動もやっていますが、減税もやっています。

消費税を10%に引き上げるのに苦労したと言う発言には恐れ入ります。

呆れます。

内閣総理大臣のうつわではありません。

今後の菅氏に期待

安倍首相を支え続けてきた菅氏。

いままでは縁の下の力持ちとして力を発揮してきました。

これからは日本国のリーダーとして、前面にでなければなりません。

優秀な選手が優秀な監督になれないのは周知の事実だと思いますが、優秀な官房長官が優秀な総理大臣が務まるかどうかは、未知数です。

携帯料金を下げさせたりふるさと納税という制度を提唱したり、あまり報道されていないので知らない方も多いと思いますが、菅氏はそれなりに実績があります。

ただし【アイヌ新法】にも関わっているというマイナス面もあります。

そして菅氏の国家観はまだ一度も聞いたことがありません。

心配な部分もありますが、まずは安倍首相の8年の流れを継いでくれる人が首相になって、ほっとしているというのが本音です。

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