
アメリカ大統領選挙ニュースの詳細

アメリカ大統領選挙が2020年11月3日に投票されますが、ここにきて逆転。
アメリカの大手世論調査機関でバイデン候補の支持率を逆転するトランプ大統領の調査結果が出ましたので紹介いたします。
このニュースは韓国のメディアが報じた内容です。
ドナルド・トランプ米国大統領の支持率がバイデン民主党大統領候補をうわまわったという世論調査結果が出た。
保守性向世論調査機関ラスムッセンは16日に公開した世論調査の結果で、「今年の大統領選挙時にだれに投票するか」という質問に、回答者の47%がトランプ大統領を選んでバイデン候補(46%)よりも1%上回つた。」
調査の誤差範囲内であるが、トランプ大統領の支持率がバイデン候補より高く出てきたのは、ラスムッセンが世論調査を開始した7月以降初めてと述べた。
続いて3%は、第3の候補を支持し、4%はまだ決定していないと答えました。
両候補間の支持率の格差は徐々になくなってきていましたが、バイデン候補の優勢はずっと続いてきていました。
実際に先週の調査では、バイデン候補の支持率(48%)がトランプ大統領(46%)より2%ポイントが高かった。
ラスムッセンは「トランプ大統領が黒人以外の少数民族の有権者の間で予想外の強さを見せた」とし「多くの都市で人種差別関連の暴力デモが続き、トランプ大統領がヒスパニック系有権者の支持を得るものとみられる」と説明しています。
今回の世論調査は、大統領選挙の時に投票する意志がある有権者2500人を対象に9月9日から10日と13日から15日、携帯電話やオンラインで行われました。
ということで、アメリカ大統領選挙が近ずいてきて保守性向の調査機関ラスムッセンの公開した世論調査結果によると7月以降で初めてトランプ大統領がバイデン候補を上回ったというニュースでした。
ラスムッセンという調査会社
このラスムッセンという調査会社が信用できるのか、疑問に思っていましたが、アメリカでも最大手の調査会社の1つと言われていて、しかも大統領の支持率調査を毎日実施している唯一の調査会社のようです。
ちなみにラスムッセンは、2016年の大統領選挙時にトランプ大統領の当選を予測した数少ない世論調査会社だったようで、そのことがあって保守性向といわれているようなので、それは、違うと思いますが。
『他の調査会社の支持率』それで、確認したいと思われていると考えます。
他の調査会社の支持率はどうなっているかということです。
16日に公表されていたロイター/イプソスの世論調査によると、米大統領選のバイデン候補の支持率は現職トランプ大統領を9%も上回っていると紹介されていて、AFP通信が、9月15日に発表していた。
データでも、バイデン候補の支持率が50.5%、トランプ大統領のしじりつが45%と5%の開きがありました。
5.5%の開きがありました。
ただ前回の調査よりトランプ大統領が追い上げていることは間違いないようです。
このニュースと関連して、CNNが面白い記事を出しています。
一般の人々は世論調査がバイデン候補がリードしているとは考えていない。
人々はトランプ大統領が勝つと考えているというものでした。
その記事で、ピュー・リサーチ・センターの世論調査で何が起きているのかをよく示していると紹介されていて、世論調査ではバイデン候補支持がトランプ大統領を8ポイント上回った。
これは世論調査の平均とよく似ている。
しかし、同じ世論調査ではアメリカ人は51%がトランプ大統領がバイデン候補を破ると考えていて、バイデン候補が勝つと考えるアメリカ人は46%だった。
有権者で見ると、50%がトランプ大統領が勝つと考えている。
バイデン候補が勝つと考える有権者は48%だったと紹介されていました。
この調査からわかる事として、有権者は今後の選挙戦がトランプ大統領有利に傾くと考えているか、あるいは世論調査が誤っていると考えているのかのどちらかになると思います。
さらにFOXニュースの世論調査によれば、バイデン候補が支持率7ポイントリードしていましたが、隣人がより多く投票するのはトランプ大統領だと考えている有権者の割合は、バイデン候補と答えた人の割合を5ポイント上回ったとのことでした。
2016年の大統領選挙の際にあった大逆転が原因で、こういう調査結果がでたのかもしれませんが、本当は自分はトランプ大統領支持派なのですが、表向きはバイデン候補に投票すると言っている人が、多数いるのかもしれません。
それを隣人が入れるのではと表現しているように思われます。
最後に
選挙運動についても、バイデン候補はコロナ禍の中マスクを着用し、ソーシャル・ディスタンスを保って少人数の支持者と対話を図っています。一方トランプ大統領は、激戦州を大統領専用機で周り、空港の格納庫、屋外に支持者を集めて集会を開き、極めて効率の良い選挙運動を行っています。選挙運動一つを取ってみても、トランプ大統領の効率的な選挙運動、バイデン候補の非効率な選挙運動、トランプ大統領に是非とも勝ってもらいたい。中国の脅威から日本を守るためにも。